みなさんこんにちは。
前回までの記事のなかで、
「自分を深く癒すこと」
が、とても大切ということについて書かせて頂きました。
そして、誤解されやすい点についてもふれました。
癒しとは、決して、過去を振り返ることだけではなく、
また、許せないことを無理してまでも許せる自分になるといったことでもありません。
無理していい人になることも違います。良い意味で、そんなことしなくていいんです。
実は、多くの人に、
「癒したつもりで、触れずにきた場所」があります。
「正しい癒し方」を重ねてきたのに、
なぜか心の奥に、触れられていない感覚が残ることがあるのです。
私たちは、これまで、
たくさんの癒しを重ねてきています。
時には過去を振り返ってみたり、
感情と向き合ったり、
自分なりに意味づけをしたこともあったかもしれません。
何れにしても、
「もう大丈夫」と思えるところまで、
ちゃんと歩いてきました。
それは、本当に尊いことです。
ですが、こんな感覚を抱いたことはないでしょうか。
・以前よりは楽になったはずなのに、どこか満ちきらない
・同じようなテーマが、形を変えて人生に現れる
・「ここまでやったのに」と思うのに、心の奥が静まらない
こういった感覚は、
癒しが足りないからでも、
やり方が間違っていたからでもありません。
そういったことではなく、
癒しが「途中で止まっている場所」がある
というケースが、とても多いのです。
癒しが、途中で止まってしまう理由
癒しが途中で止まるのは、
意志が弱いからなどといった理由ではありません。
また、
あなたが悪いとか、あなたに何か落ち度がある、といったことでもありません。
そういったことではなくて、
実は多くの場合、
・ここ以上は触れなくても生きてこられた
・これ以上向き合う必要はないと思っていた
・向き合ったら、何かが崩れてしまいそうだった
そんな想いが、心の深い部分で心の静かに動いていることがあるのです。
つまり、癒さなかったのではなくて、
これ以上触れないようにしてきたことで、
何かを守ってきたのかもしれないのです。
あなたは何を守ってきましたか?
すぐに答えが出なくても大丈夫です。
私たちは、時に、負の感情を原動力として行動を起こすことがあります。
・悔しい、
・負けたくない、
・不安
などです。
でも、
・悔しいと思うから、次こそは!とチャレンジできたり、
・「負けたくない」と強く思うからこそ、何かを頑張れたり、
・不安を感じるから、準備を慎重にしようとすることができる
こういった側面があることは事実です。
そして、例えば、
負の感情を原動力として、例えば「成功」を手に入れることができた場合、
その原動力となった負の感情を手放すことが、怖くなることがあります。
なぜなら、
それがなくなってしまったら、
せっかく手に入れたはずの「成功」までもが、崩れ落ちてしまいそうな気がするからです。
そして、だからこそ、
これまで「これ以上触れないようにしてきた」、その場所に触れるには、
無理や根性論ではなく、
深い安心と安全が必要になるのです。
「癒し尽くす」という選択
癒し尽くす、という言葉は、
少し強い表現のように聞こえるかもしれません。
でも、それは、
無理に過去を掘り起こすことでも、
感情をこじ開けることでもありません。
「もう大丈夫」と言い聞かせることとも違います。
そういったことではなくて、
まずは、
自分の内側に正直になっていきましょう。
”癒し尽くす”とは、
これ以上、大切なあなたを置き去りにしない
という選択なんです。
癒し尽くした先にしか、行けない場所
人生には、
癒しをある程度まで進めただけでは、
どうしても辿り着けない段階があります。
・役割ではなく、自分として生きること
・力を抜いたまま、支え合うこと
・「生き延びる」から「生きる」への移行
それらは、
癒しを“終わらせた人”ではなく、
癒しを“やり切った人”の前に、
静かに開いていく世界です。
癒し尽くすという選択は、
人生を大きく変えようとする決断ではありません。
そして実は、
癒しを途中で終えた人と、
癒しをやりきった人とでは、
その後に見える人生の景色が、
まったく違っていくことがあります。
あなたが自分を癒し尽くしたその先に、
これまでとは違うあたたかさと穏やかさと共に、
人生があなたを迎え入れてくれる、
そんな、人生の段階があります。
一人でも多くの方が、
その段階へと進んでくださいますように。
これは、私の、心からの願いです。
*
最後までお読み下さってありがとうございます。
久しぶりに、改めて、”癒し”というテーマについて書かせて頂きました。
少しでも、参考にして頂ける点がありましたら幸いです。
今日もみなさまのご多幸を心よりお祈りしつつ
愛と感謝の気持ちを込めて。
では!またねっ!(^-^)
